這いよる!ニャルチョコ〜痛チョコの作り方〜
今週のお題「バレンタインデー」
いくつか前の記事で、もう一人が私の作ったチョコを紹介してくれました。
バレンタインももうすぐだし、せっかくなので私はざっくりと痛いチョコ、通称痛チョコの作り方を紹介したいと思います。
用意するもの:チョコペン(あるいはチョコレート)、クッキングシート、楊枝
あとは、チョコペンを溶かしながらやるので、常にお湯があるといいかもしれません。
①元となる絵を印刷。
印刷したものの大きさになるので、ここで拡大縮小をします。大きいと範囲が広くてしんどいし、小さくても細かくてしんどい。
というか大前提として、これからする作業は根気と集中力と時間が必須です。つまりだいぶ面倒くさいことしようとしてます。
今回はこのニャル子さんの絵にある手や背景を少し削りました。「ん〜そこまでは無理!」みたいなライン、自分の限界を考えながらじゃないと途中で飽きて心折れちゃいそうだったし、それは勿体無いからね。
②元絵にクッキングシートをのせ、転写。
ずれると困るのでテープでとめて写しました。元絵はこの後も見るのでやんわりと。ホチキスでもよかったかもしれないです。
あとマッキーの極細でなぞりましたが、クッキングシートって結構はじく。薄いかなと思いましたが、裏返しても意外とちゃんと見えました。
③写した絵をチョコぺンでなぞる。
反転させるので、なぞった面の裏側を使います。なぞった線が薄いとここで困ります。
チョコぺンの先を切ったままの太さでは限界があるので、塗りつぶせるところ以外は楊枝の先につけて地道になぞりました。
今回ニャル子さんにはチョコ色より黒だなと思ったので、100均で黒のチョコぺンを買いました。
あと、1色しか使っていないこの段階なら、例え間違えたとしても、乾けば簡単に取り除けます。乾いてなくても楊枝の先にお湯をつけてひょいってやれば取れます。
なので、とにかくここは落ち着いて丁寧に。何と言っても土台になりますから。
④色をのせていく。
ここで注意してほしいのが、③が終わって完全に固まってから始めるということです。固まってない状態で始めると溶けて滲みます。滲んじゃうと直すのが難しくなります、というか直せないかも。なので、焦らず慎重に。
あと、③の線が薄すぎても滲みます。(私の場合、それが原因で右目が滲んじゃいました…)
色を乗せる順番は、雑に言うとニュアンスでって感じですが、細かいところからやった方がいいかなと思いました。当然ですがニャル子さんの場合は、目と口と頬に乗せてから、肌をという順番です。
⑤最後に全体にチョコを乗せて強化。
背景の色はここで一気にやってしまえば楽かなと思います。背景が1色でないのなら、この作業は正直やってもやらなくてもいいかもしれないです。私は割れにくくしたくてやりましたが、だいぶ厚みが出ました。でもそのままだと裏側の見栄えがきれいではないし、割れるよりはいいかなと。
そして、冷蔵庫に入れてしっかり固まらせたら…
完成!
そして、ラッピング!
余談ですが、チョコだけではつまらないというか寂しい気がしたので、ガトーショコラを作りその上に乗せました。ガトーショコラは2、3こ違うレシピを試して、よかったものを採用したりと、こいつにもわりと苦戦させられました。しかし完全に脇役になってしまった…
客観的に見ると、だいぶ気合入ってますね!実際あげたときも、喜んでたというよりは驚きが勝ってました。そりゃそうよね。でも驚いてもほしかったから大成功、かな。
そのとき私は手作りティラミスを頂きました。おいしかったし、何より嬉しかったです。バレンタインが楽しいなって思ったのはそのときが初めてだったかもしれないです。
では、素敵なバレンタインをお過ごしください。